殴り書きの革命草案

のちに伝説となる男の小さなブログ。自称ミスターアウトプット。来る者拒まず来ぬ者誘わず。

銀河一!ためになるブログ(よき話者であるために)

 

 

 

 

 

 

 

更新頻度が落ちてしまい、微レ存ではありますが、ブログを楽しみにしていただいている方々には大変申し訳ないと思ったり思わなかったりしております。

 

よって本日更新いたします故ご笑覧あれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。和歌山田辺市にて選挙事務所事務員に従事するかたわらローカルラジオ局のラジオパーソナリティをやっております、庄司勇輔です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は内容濃いよ!!!!!!

 

 

 

いけいけどんどん!!!

 

 

 

さて、大阪からバスで田辺に戻っております。

今回の帰阪は、大学の一授業のゲストスピーカーとして。

 

「人生における選択肢を増やす」

という内容で、いこうと決めていました。

 

自分の内面を語るのは得意だと「錯覚」していたものですから、肩の力も抜けて「いい感じで話せそう」という誠に勝手な予感をしておりまして。

 

 

その傲慢さが災いし、結果的にスピーチとしては世紀の大失敗をかましてきました笑

 

 

 

 

 

 

そこで改めて感じた話すことの難しさや収穫をつらつらと書くやで!

 

 

 

 

  1. 「さあ聞こう!」となっていない場での立ち回り方

 

まず、お邪魔した授業は300人ほど収容する学部一大きな教室でした。

 

 

そして出席している学生数は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40人ほど。

 

 

 

しかも前から5,6列目まではガッポリ空席。 

 

 

 

 

 

学生のスタンスは、聞くよりも「聞かされている」状態

 

 

  

 

 

重苦しい雰囲気のなか登壇して、作ってきた原稿通りに話を進めるのですが、明らかな「響いていない感」を肌でキャッチし、暴走

 

 

 

 

当初の原稿をフル無視して「こいつらどうにけせなあかん!」という変な方向に尖ってしまい、挙句の果てに60秒間無音状態。話も着地地点を見失い、不時着どころか大墜落。庄司没す。

 

 

 

 

あーやっちまったというわけです。

 

 

 

 

 

 

ここでの反省点は、無理に聴衆を巻き込もうとした己の過剰な自信・おごりです。

 

 

 

 

 

気心知れたメンバーや人となりを知ってもらった上で話してきたこれまでとは違い、「同じ大学の知らんやつ」という下手したら他人よりもさらに他人、みたいなアウェーでのスピーチ。

 

庄司にそのアウェーをくつがえす力はありませんでした笑

 

 

 

 

加えて、聴衆を今すぐどうこうするためのスピーチではないにもかかわらず、ロックンロールしてしまい自爆。

 

 

 

まずは内容をしっかり作り込んだ上で、ちゃんと聞かせる。

それができてやっと応用でロックンロール。

 

昨日の庄司はただの反抗期のおじさんと化した。

 

 

「基本、基本、基本」

まずは自分を知ってもらい、聞いてもらおうとすること!

そこに工夫を。

 

 

 

 

   2. 手応えのなさの正体

 

 

 

 

 

ブログもそうですが、熱量特盛の庄司節全開て臨んだ昨日のスピーチ。

 

 

 

 

しかし、空振り、空回り。

 

 

話せど話せど「届いてない」という手応えのなさ。違和感。

 

 

 

 

庄司よ、何を期待している?

っちゅー話ですわ。

 

   

 

まず、聴く人の身にならず、てめえの夢ばかり語るなと。おまえは自己中かと。茂野吾郎かと。 

 

 

 

 

 

あのときの「届いてない感」は共感を得れていない確固たる証拠。

 

 

 

 

 

「わかるわかる。そうそうそう!そうやねん!」を誘発できないまま、

「ぼくの夢は〜」だの「ぼくのモットーは〜」だの「ぼくの好きな言葉は〜」だのうだうだ垂れ流しても、結局は自分とはかけ離れた人間の話。安酒のあてにもなりません。塩舐めながら、いいちこ飲んだ方がマシです。

 

 

 

 

「こういう気持ち、あるよね」みたいな、寄り添う話し方をすること。

 

 

聴衆を決して置き去りにしてはいけない。

 

 

 

 

共感できない他人の夢は絵空事

 

嘘くさい。だから響かない。

 

ペースを合わせ、並走して、ときには止まって。

   

 

 

その上でロックンロール

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

  3.   一人一人と対話するように

 

 

 

 

 

 

紀元前から数えてもトップ3に入るであろう大失敗を経て、急遽2回目のチャンスをいただき、次は小さな教室で20名ほどの学生の前で話しました。リベンジマッチです。

 

 

 

 

 

演壇で棒立ちでしゃべくって爆死した初手の反省をいかし、今度はガラッと話しかたを変え、教室を歩き回りながら一人一人に問いかけるように話しました。

 

 

 

 

   

 

 

これがはまった。

やっぱりこれでした庄司は。

 

 

 

 

「自分に話しかけてる」と思ってもらえるように、ときに反応をうかがい、冗談をまじえ、同じペースで話を展開しました。

 

 

 

 

ツボを刺激するように「ここかな?」、「こっちか?」と探りながら(下ネタみたい)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうすれば伝わるか」よりも「なにを伝えたいか」ばかりに目がいってしまい、「おれがおれが!」を詰め込んだ結果、庄司は没しました。

 

 

 

 

そののち、失敗を糧にして収穫を得ました。

 

誰かに自分のことを話し、理解してもらうには、自分が相手を理解する土壌を作らなければいけません。

 

 

全員の心情を把握することは不可能ですが、場の空気や表情を読み取り、そこからペースやテンポを合わせていく。

 

決して置き去りにせず、先頭を切って走って、「こっちやで!ついてきてや!」だけに没頭するのではなく、ときには最後尾から「次右な!」、「おう、おまはんいけるか?ペース落とそか?」と視点を一つに絞らないこと。

 

 

 

 

 

スピーチに限ったことではなく、いくら努力しようが人と人が完全に理解し合うことは不可能です。

 

それを割り切った上で最大の努力を惜しまない。

 

はたから見れば、もがいているように感じるかもしれませんが、それで結構!!

 

 

もがきますよそりゃ。いくつになっても。

  

 

 

 

 

しかーし庄司もまだまだガキンチョやなぁ、、

 

 

まだケツ青いからなぁ(まじで蒙古斑まだある)。  

 

 

大人になってもこうやって向き合おう。

大人になれるかわからんけど。

 

 

 

 

 

最後に、大失敗スピーチの締めくくりの言葉を。

 

 

何も決断できないまま、望まぬ日常に埋もれるカスになるな

 

映画「スマグラー」より

 

散々ロックンロールして締めにこんなん言うたらあかんわな笑

 

 

 

 

 

 

さて!!!



今回の記事、いかがでしたか?

みなさまからの批評、批も評もお待ちしています。

 

 

 

 



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