殴り書きの革命草案

のちに伝説となる男の小さなブログ。自称ミスターアウトプット。来る者拒まず来ぬ者誘わず。

居場所

 

 

  

 

こんにちは.

現役大学生,選挙事務所職員(ボランティア),ラジオパーソナリティー,居酒屋店員の

 

庄司勇輔

です.

 

 

こうやって改めて羅列すると胡散臭いものですね.

 

 

 

さて,大阪から和歌山県田辺市に越してきて5か月弱.

大学を休学し,一年半.

いよいよ大学生活5年目に差し掛かってきます.

四年間たくさんの収穫がありましたが,今日はそのうちの一つを.

 

 

 

 

 

 

 

大きな流れに任せるように大学進学を志し,

Googleマップを開き,実家から一番近い大学を選びました.

人間健康学部,通称”にんけん”.(自分たちの学部を卑下して「堺体育大学」と言う場合もあり)

実家から20分,「運動好きやし行こ」ってなもんで,自分のやりたい学習・研究内容は動機としてはあとづけでした.

 

 

 

 

  • 実家から近い
  • ネームバリュー
  • 英語と国語さえできれば合格できる
  • スポーツが好き

 

 

庄司が願書を出すには十分すぎる条件.

 

ほいほい吸い寄せられ,ぬるっと合格.

無料で配られた過去問をひたすら解くという単純明快かつコスパ抜群の勉強法で,特に努力をした実感もなく...

 

 

 

あまり合格のありがたみがないまま,「大学こんなもんか」と二年ほどをプラプラ過ごし,

アルバイトに従事している時間の方が長かったかなという感じ.

 

 

 

 

 

 

振り返れば,ぼくの転機はゼミ活動と入院.

 

入院に関してはまた後日.

今日はゼミに関する記事を.

 

 

 

四年で得た最大の収穫は,

仲間との経験

です.

もちろんゼミ以外での仲間もいるんですけど,今日はゼミのお話なので,,,

 

 

 

われらが学部”にんけん”では,三年次からゼミに所属できます.

ちなみに強制ではありませんので,入りたくない人は回避できます.

 

ゼミとはゼミナールの略で,担当教授と学生がテーマに沿った研究・活動を通して最終的に論文やプレゼンというかたちで発表し,それをもって卒業に必要な単位取得→卒業!って感じの場所です.(ほかの大学はどんなんかわかりませんが,文系のゼミはこんな感じで合ってると思います)

 

 

 

で,ぼくは割と活動的なゼミを選びました.

 

 

 

 

こんな感じで,田辺市本宮町の祭りに参加したり,

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大学がある浅香山で夏祭り開催に協力して(なぜかビンゴ大会の司会もまかせてもらい),f:id:TENJIKU:20190128151326j:plain

本宮町の廃校となった小学校を利用したキャンプをしたり,f:id:TENJIKU:20190128152007j:plain

日本語を学ぶ留学生を招き,運動会をしたり,

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堺市のこどもたちと,本宮町で自然や協力を学べるキャンプをしたり,

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(これも前述の廃校です!)

 

 

 

ご覧の通り,かなり多岐にわたる活動をするゼミです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくらのゼミ(村川ゼミ)は教室から飛び出して,勇気を持って自分の外のエリアに飛び込んで,学びを得るというかたちをとっています.

 

かなりの現場主義です.

 

 

ほんとにいろいろなやつらがいて,

正直関わりたくないと思ってたやつもいます.

 

 

でも今ではまじブラザー&シスター卍

って胸を張って言えます.

 

 

 

 

で,ここからは憶測に過ぎないのですが,

この関係性は三年次に一年かけて相互理解を深め,多様性を認める土壌を作ることができたからだと思っています.

 

 

しつこいくらいにアイスブレイク(初対面の人間同士の緊張をほぐすようなワーク)を重ね,真面目な話も「意外と」できるようになり,それから実際に責任の伴う活動を何度も行ってきました.

 

つまりぼくたちは教授の思惑通り,もしくはそれ以上にお互いをリスペクトする関係性を構築することができました.

 

 

まあみんなバカだからそんなこと意図的にできるわけないのでスーパーラッキーでこんな感じになったと思うんですけど笑

 

 

 

潜在的にでもお互いをリスペクトしあい,

「心地いい」と思える場をみんなで作れたという経験は,

ぼくのなかで重要なもので.

 

 

二年間,たった二年間一緒にいただけ.

特別なにかを成し遂げたわけではないし,「成し遂げようぜ!」って集まったわけでもないんですけど,

 

クソみたいな大学の日常をカラフルにしてくれたのはゼミだったのかな,って思います.

 

 

 

 

同期のみんなはそれぞれ別の道に行くわけですが,

 

いつでも戻ってこれるホーム的な,

そんな見えない命綱になったんじゃないかな.

 

 

 

アホばっかりでジャングルみたいなゼミやったけど,

応援してくれるやつらのおかげで踏ん張りきいたりもしてるんです.

 

 

 

 

 

 

だから,

一人で苦しんでたり,

どこにも居場所がなかったり,

 

 

そんな人が一歩目として踏み込める場所を.

 

 

 

 

心地いいと感じられる場所を.

 

 

 

 

 

教育を通してそんな場をつくれたらな,って今はぼんやりしてますが,

また少しなりたい自分が見えた気がしました.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グダグダですが,再編してまたアップします!

今日は備忘録って雰囲気で.

 

 

 

 

 

 

 

P.S. あと一年半学校あるから友達になって~~~泣